先日こんなニュースが舞い込んできました。
スマホ用のモバイルバッテリーの発火が多発して規制が入るようです。
1年で52件。1週間ごとに1件。多いのか少ないのかわかりませんが、1週間に1度全国のどこかしらのスマホから発火するとなるとちょっと恐怖ですね。
モバイルバッテリーとはいえ発火すれば火事の原因にもなります。
モバイルバッテリーの規制が始まる理由を考えてみた
経済産業省のホームページにモバイルバッテリーが電気用品安全法の規制対象になるとアナウンスがありました。
ポータブルリチウムイオン蓄電池(モバイルバッテリー)が電気用品安全法の規制対象となります(METI/経済産業省)
規制対象になるのは来年の2月から。来年の2月からはPSEマークを付けたモバイルバッテリーしか販売できなくなるそうです。
PSEマークとは電気製品の電源(コンセントなど)についているマークでこのマークがついていないと、日本では販売ができないようです。
このマークは第3者の認証機関がちゃんと製品をチェックしましたよという印のようなものです。
ということは電化製品やパソコンなどと同じような扱いになり、ちゃんと国の基準に合致したものでないと販売できなくなるようです。
なんでこうなったんでしょうかね?
経済産業省のホームページでは下記のようになっています。
従来、リチウムイオン蓄電池が組み込まれたポータブルリチウムイオン蓄電池については、規制対象外として運用していましたが、近年、事故が増加傾向にあることを踏まえ、これに対応するため電気用品安全法に基づき政令で指定されている電気用品(リチウムイオン蓄電池)に含まれることを明確化し、規制対象とすることとしました。
国が事故が多いと判断したということですね。
事故が発生するような製品は、値段が安くて検査にもまともにお金をかけずに作っているところの製品で多いでしょう。
最近昔に比べてもモバイルバッテリーが結構安くなっていますよね。
それもそのほとんどが無名な会社のバッテリーです。
安いからまあいいやと思って使っていると発火して事故になったということが多発したと想像できます。
認証にお金をかける必要があるためモバイルバッテリーの値段が上がる?
お国から必ず認証を取ってくださいね。とお達しがあったということは無名メーカでも有名メーカでも認証を取る必要があります。
ちゃんとした有名メーカならすでに認証を取っている可能性もありますが、安い無名メーカーはわざわざ認証機関にお金を払って認証を取らなくてはいけません。
ということは、値段が上がるなら日本向けはやめようと思う海外メーカもあるかもしれません。
もしくはちゃんと認証を取ってくる場合にはコストアップにそのままつながります。
そうなると値段が上がりますね。
格安メーカー製品がそうなると格安製品が品薄になり値引き価格が悪くなり値段が上がるか、値段が全体的に上がることが予想されますよね。
ドン・キホーテや家電量販店の格安メーカーのバッテリーが一気に消える可能性もありますよね。
もしかしたらモバイルバッテリー全体の値段が上がるかもしれません。
それは困りますよね。
そのためにも事前に買いだめしておいても良いかもしれません。
「まだ1年あるし、大丈夫だろう」
と思うかもしれませんが、メーカーの値上げはそこに合わせるとは限りません。
値上げが1か月先かもしれないし、半年前から上げるかもしれないですし、1年後ぎりぎりかもしれまん。
そんなことだったら事前に買っておくことをおすすめします。
おすすめのモバイルバッテリーは日本製ですが、Anker製品もおすすめです!
私が普段からおすすめしているモバイルバッテリーは日本製ではなくアメリカのAnker社の製品です。
その理由は・・
- 日本製品ほど値段が高くない(同じ容量だとAnker製品が安いです)
- アメリカ製なので中国製よりなんとなく安心感がある
- amazonが最安値
日本製品ってソニー製を筆頭にいろんな製品を見ますが、モバイルバッテリーって日本の有名会社が販売している製品はかなり値段が高いです。
日本製ではないけどアメリカの会社ですし中国製品買うよりは値段も安くてよいと思って使い続けています。
私はこのモバイルバッテリーの他、Bluetoothイヤホン、iPhone用ケーブルなどAnker製を使用しています。
またよくamazonでセールをやっているため結構値引きされた品が買うことができます。
皆さんも値段が上がる前にAnker製のモバイルバッテリー買ってみてはどうでしょうか?