スーパーおおぞらに乗って釧路に行って来た。車内からの景色は銀の匙で見た通りでした

 

今回の北海道旅行では今まで行ったことがないところに行ってみようと思い、釧路方面に行ってみることにしました。

 

今回釧路まで使ったのは特急スーパーおおぞら。道央から道東までがっつり行くのでかなり時間がかかります。

 

帯広を経由して行くのですが、帯広といえば荒川弘さんの漫画 「銀の匙」が舞台になった辺りです。
実際列車からの風景は漫画で見たような景色ばっかりでした。

今回はそんな車内風景を含め実際に乗ってみた感想をご紹介します。

 

スーパーおおぞらとは？

今回はスーパーおおぞら1号に乗車して札幌から釧路に行ったのですが、釧路までは片道最低４時間かかります。

東京からであれば羽田から釧路空港まで直通便が出てるようなので、それを使ってもいいのかもしれないですが、今回私はメインが鉄道の旅だったので札幌から行きました。

 

札幌から釧路、帯広方面へはスーパーおおぞら、スーパーとかちで行くことができます。

スーパーおおぞらが1日往復6本。スーパーとかちが1日往復5本通っています。

スーパーおおぞらが釧路まで行き、スーパーとかちが途中の帯広止まりとなります。帯広まで行く人が多いためこんな感じになっているようですね。

他だと常磐線のひたち、ときわ、函館本線のスーパー北斗、すずらんがこんな感じですね。

 

スーパーおおぞらとスーパーとかちの違いを簡単に説明すると・・・

 

スーパーおおぞら⇒

早い、釧路行き、停車駅少ない

 

スーパーとかち⇒
遅い、帯広行き、停車駅多目

 

 

別に特急料金は変わらないので札幌から帯広、釧路に行く際はスーパーおおぞらを選択すれば良いと思います。

スーパーとかちはとかちは途中から乗る人もしくは帯広以前で下車する人のものだと思ってもらえれば良いです。

 

実際に乗ってみた感想をご紹介します

私が乗ったのはスーパーおおぞら1号。札幌を朝7時に出発します。結構朝早いです。でも午前中に釧路に着く便はこれだけです。

車両は283系というらしいです。あまり車両のことは詳しくないのでよくは知りません。特にJR北海道ですし。

 

車両はそこそこ新しいです。私が乗ったのはグリーン車です。指定席窓側が空いてなかったので仕方がなくグリーンで行きました。

 

かなり快適でした。会社の連休使ったので平日だったためか人も少なかったです。

これが土日とか観光シーズンだとかなり混むのでしょう。

 

 

グリーン車は基本3列で一部2列のところもあります。

それぞれの席に電源コンセントが付いているのと、可変式の枕になっているところがかなりポイントです。ゆったりと景色を見ながらのんびり過ごすことができました。

４時間かかりますからね。釧路まで行くのであればグリーン車がオススメです。

自由席は通勤時ということもあり結構混んでいました。少し早めに行かないと窓側などは取れないでしょう。

 

実際に札幌から乗ってみると南千歳までの千歳線の区間は、結構住宅街が続くためあまり他の地域の都市圏と変わらない風景が続きました。

一部田んぼのような風景がありましたが、他の地域と変わらないでしょう。

  

そこからです。石勝線に入ると急に景色が変わります。

少しずつ緑が多くなり、畑が増えて行きます。夕張、トマムを超えたあたりではもう風景が銀の匙で見たことある家、畑、農家がたくさん。

 

 

銀の匙原作者の荒川弘さんは北海道の農家出身と百姓貴族でも書いておりました。

銀の匙も実際の十勝平野に近い形で描写されているのでしょう。

 

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帯広駅に近づくとどんどん街が栄えてきてとうとう高架線になりました。

帯広の駅はよくある地方の県2番、3番手くらいの駅でした。

 

 

今回は帯広には寄ってる暇はないためスルー。本当はばんえい競馬とか見てみたいんですけどね。また今度機会があればです。

 

帯広駅を過ぎるとまた同じような景色。

 

ちょっと見飽きた感が出た頃にやっと海が見えて来ます。

 

 

グリーン車が空いていたため席は対面でしたが撮影し放題でした。海を横にしてどんどん進んで行くと終点の釧路駅に着きます。

 

釧路に来た目的は湿地を見てくること。その話は別のページで。

 

帰りは今回の旅行の目的の一つでもある一筆書きルートを実施するため行きとは違うルートの網走駅、旭川駅経由で帰って来ました。

※網走駅までは1日に数本しかない各駅停車で、網走からは特急オホーツクに乗り札幌に戻ります。

 

一筆書きの旅行も別ページで細かく書いていますので興味があればそちらをのぞいて見てください。

 

スーパーおおぞらに乗る際に注意すべきこととは？

スーパーおおぞらに一度乗ると終点の釧路駅まで行くと４時間くらいかかります。

特に注意しないといけないのが車内販売がないこと。

 

もちろん、帯広駅を含む途中駅で飲み物、弁当など買っている余裕はありません。

飲み物ならタイミングとかが合えば途中駅の対面通過待ち時にでも買える可能性があります。

 

ただ、基本は期待しないで乗る駅で何かしらを買っておく必要があります。

そのため、事前にコンビニやkiosk、駅の弁当売り場で飲み物だけでも買っておくようにしましょう。４時間は結構長いです。

 

最初はまだ喉は乾いてないしと思うことも多いですが、実際に４時間経ってみるとどのくらい喉が渇いているかはわかりません。買うに越したことはありません。

まとめ

今回はスーパーおおぞらに乗った感想、注意事項をご紹介しました。

別ページにてこの北海道旅行についてや釧路湿地に行ったことを紹介するページも用意予定です。よかったら見てください。